東洋経済オンラインの記事について想うこと

議長からの取材について報告の通達については、東洋経済オンラインで批判の記事が載っていました。

その際に残念であったのは、一部の議員に対しての取材で記事が書かれていたことで、もっと広く取材をして下さっていればと思った次第です。

ある議員のNHKの取材について議長と口論になったとの記事がありますが、あれはシングルマザーとなったある議員をクローズアップしたものを放送したいとのNHKの考えでした。別にそれ自体は何も問題がありませんでしたが、議会控室に子どもを連れて来て仕事をしているところを撮りたいとのNHKさんの申し出でありましたので、普段からそのようなことは行われていない。議会の場は真剣な場であり、子どもを連れて来て仕事をしている議員は皆無であり、そのような事実でないことを報道することは勘弁してもらいたいと伝えたところをNHKから抗議を受けたのが事実です。

議会の場に自分の子どもを連れて来て活動をすることを区民の皆さんがどう評価されるのかは区民の判断に任せます。しかし、子どもが遊ぶ場も無く、行政側とのやり取りの場で、子どもの遊ぶ声が響くことが良いのかは、真剣な議論の場として相応しくないものとこれまで続いてきたわけであります。これからその点が議論の中で変わっていくことを拒む話ではなく、実際に行われていないことを有るがごとく放送することは如何なものかということが問題でした。

今、クローズアップ現代のやらせ問題が話題となっていますが、これもある意味ではやらせになってしまう話であり、しっかりと議会が自浄作用を行ったことであると考えます。

また、議長からの異例の通達も、マスコミの使い方が異常になったしまったことでの止むに止まれず行った話であります。東洋経済オンラインでは大したことではないと取り上げなかったある議員の自著での虚偽の話。本の半分は各政党に対する批判で、残りは自分の掲げたマニフェストに対する成果でした。これが誠に残念な話で、一つも自分が提案し行政を動かしたことではなく、著者が当選する前から行政が進めていたものばかり。区長も出席する幹事長会で全て虚偽でしたと謝罪したにも関わらず、未だに本を宣伝し、売っている。私たちの常識では考えられないことが議会で起きているということです。

私たち自民党は今期を一緒に当選した仲間として扱ってきたわけですが、どうもそれも余計なお世話であったようで、しっかりとその罪については償って頂くときがくるでしょう。

開かれた議会にするためにも、議会の現実をしっかりと区民の皆様にお伝えすることが肝心であると考えますが、議員に対しての評価が下がるような現実が多いことも残念ながら事実であります。

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