港区議会にて同性カップルの「パートナーシップの公的認証」に関する請願が採択されて

港区議会第4回定例会が無事終了致しました。今回の定例会で同性カップルの「パートナーシップの公的認証」に関する請願が提出され、審議が行われて採択されました。我が自民党は差別やいじめは根絶しなければいけない立場でありますが、賛成はせずに継続審議とさせて頂きました。この請願は、「同性同士で生活する者も家族として扱う「パートナーシップの認証制度」などを創設し、その存在を公に認める方策をとることにより、港区を性的マイノリティにとっても住みやすい魅力ある国際都市とされたい。また、婚姻や事実婚などの関係にある異性カップルに「家族」という単位で供与するサービスや行政事務を具体的に精査し、同性カップルにも適用可能なものを提示されたい。さらに、港区の教育、福祉、医療、就業、その他行政活動で性的アイデンティティ、性的指向による差別を許さないための諸施策を講じられたい。」と言う内容です。私たち自民党議員団としましては、港区は現在までLGBTに対する差別やいじめを無くすため、芝浦のリーブラ等において広く周知する活動を行っており、このことをこれからも強く進めていくべきと考えております。渋谷区がパートナーズ条例を施行する際に、4千件もの反対の意見が届いたことからも、まだまだ議論を重ね、区民の皆さんのご理解も深めていかなければなりません。その前に拙速に進めてしまうことは反対の考えの方々から余計に反発を受けてしまうことに繋がる懸念が高く、慎重にすべきであるというのが我々自民党議員団の考えです。また、憲法上の家族にも反することから反対する意見が誌面にも投稿されており、そのような方々の反対も強まるように感じます。条例施行ではなく議会での請願採択であり、マスコミはまだ大きくは取り扱ってはおりませんが、しっかりと見守っていかなければならないと考えております。